これはコット生地に銀メッキを施した糸を格子状に縫い付けたもので、製品をコードでアース端子と繋いでアーシングします。
もちろんこの銀糸は電気を流す重要な役割をします。なるべく長い間アーシングをして頂きたい思いから、寝ているときにアーシングができるシーツや枕カバーなどが主流な製品でしたが、この生地は耐久性の短さが欠点でした。
使い方によって違いはありますが、平均すると約1年で導電性(電気を流す性能)が衰えます。原因は体液などで銀が酸化して導電性がなくなってしまうからです。
せっかくアーシングをしていてもいつの間にかアーシングをしていない状態になってしまうのです。
アーシングを初めて頂いたのですから、耐久性をそれほど気にせずアーシングをして頂きたい。何とか長持ちするアーシングシーツを作りたい。これがアーシングジャパン新生地の開発コンセプトでした。
まずは導電性の糸探しからです。